講演会「地域で守る産前・産後メンタルヘルスケアと養育者(おやこ)支援」開催のお知らせ
講演会「地域で守る産前・産後メンタルヘルスケアと養育者(おやこ)支援」
産前・産後のメンタルヘルスは、家族全体の健康と幸福にとって極めて重要です。しかし、実際には多くの女性やそのパートナーが、適切な支援を受けられないまま孤立し、心の不調を深刻化させています。とりわけ、支援に繋がりにくい方々へのアプローチについては、多くの専門家が課題を感じているところです。本講演では、地域における産前・産後のメンタルヘルスケアの現状と課題を整理した上で、養育者(おやこ)支援の具体的なあり方について、地域支援に取り組む2名の専門家が、それぞれの立場から解説します。
日時:2025年11月29日(土)13時30分〜16時45分(13時00分開場)
会場:早稲田大学リサーチイノベーションセンター121号館BF 1階 コマツ100周年記念ホール
対象:医師、看護師、助産師、保健師、保育士、福祉士、心理士、教員、養護教諭などの専門職、養育者(里親、養親を含む、子どもの養育に関わっている方)、研究者、学生などこの分野にご関心がある方 参加費:無料
※ただし、事前の参加登録が必要です。
講師:西園 マーハ 文 先生
精神科医。明治学院大学心理学部教授。2000年より、心理職と共に、新宿区の産後メンタルヘルス相談「親と子の相談室」を担当。日本周産期メンタルヘルス学会顧問。摂食障害の治療、研究領域でも活動。
「産後はさまざまなメンタルヘルスの問題が起きやすい時期ですが、誰にも相談できていない場合も少なくありません。これらの問題の支援について考えてみたいと思います。」
講師:山岡 祐衣 先生
2009年筑波大学医学専門学類卒、2016年筑波大学博士課程修了。その後オクラホマ大学児童虐待センターに留学。現在は東京科学大学(旧東京医科歯科大学)公衆衛生学分野のプロジェクト講師として、こども期の逆境体験(ACEs)と子どものレジリエンス、親子支援などの研究・支援に従事。
「産後の大変な時間がひと段落した後も、子育ての悩みは尽きません。地域でおやこを支える支援としてのペアトレや訪問型支援について、一緒に考えてみませんか?」
お申し込み
下記Googleフォームまたはチラシの二次元コードより、事前にお申し込みください。
https://forms.gle/pqtVwQWEMbYQNWs29
Googleフォームでの送信が難しい場合、【waseda.ricsc@gmail.com】まで、【氏名・ご所属・ご職業・ご連絡先】を明記の上、メールでお申し込みください。
参加申込締切: 2025年11月20日(木)午前10:00まで
お問い合わせ
早稲田大学社会的養育研究所
担当:那須
Email:waseda.ricsc@gmail.com

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