フォスタリング・アセスメントのあり方に関する調査研究

基本情報

2016年の児童福祉法改正における家庭養育優先の原則の明確化に伴い、里親等委託率の目標が設定され、各地で里親登録を増やす働きかけが行われています。その中で、子どもの最善の利益のため、また、より良いマッチングや養育のために、申請者を適切にアセスメントすることが求められていますが、アセスメントに対する国内共通の基準や指標はまだ存在していません。本事業では、現場に提供できるフォスタリング・アセスメント・フォームの開発を目指し、各地のフォスタリング機関における里親希望者へのアセスメントの実態調査を行い、具体的なアセスメント内容について検討しています。また、里親研修や、マッチング、養育につながる包括的なアセスメントの在り方を検討していきます。